羊毛工場(フランス編)

フランス、ベルギーの羊毛工場に行きました

当社で使用しているハイグレードの羊毛“ディラン”や“ロレーヌ”の原産地フランス、

その加工工場のあるベルギーへ行って来ました。

9月2日 名古屋前泊のために東京からの新幹線で列車乗り間違い?

ようやく無事に到着

翌3日朝 中部セントレア空港へ

チェックインカウンターへたどり着いたら


いきなり二時間遅れの案内があり、フランクフルトでの乗り継ぎ便はどうなる?イヤな予感

ルフトハンザ機内のフライトマップ


ようやく着いたフランクフルト空港


二時間待ちで乗り継ぎ

フランス・トゥールーズ空港へ

フランス“マザメ”のホテル

待ち構えていた現地シッパーのヘンリー社長が運転するポルシェ・カイエンで

深夜の道を一路“中世の城壁都市マザメ”へ

9月4日 現地時間25時(日本では夜明けの朝8時)にホテル?到着

物音一つしない深夜のホテル

アンティークな調度品

我々以外には客の無い、

薄暗い館内が不気味


パンパカパーン

翌朝のホテル内庭での食事

前日の慌ただしさから解放されて閑静なガーデンテラスでの朝飯の静けさ

手作りの焼きたてパンに自家製の数種のジャムをのせて噛みしめる、、、、、

しばし至福のひと時


住宅街にある倉庫を改築したオーナーの趣味とセンスにあふれたホテルの

庭園に流れる静寂な空気


日がのぼり始めた朝方の空に 筆模様の薄い雲がキャンバスの絵の様に見える、その下で味わう紅茶はピュルピュ流と舌に心地よく未だかつてなかった新鮮な味覚

仕事を終えたばかりの今頃の時間には 工場で暑い一日を過ごしたであらう社員達には

何とも申し訳なく


羊毛加工場へ

フランスの各地牧場から選び抜かれた羊毛原料を集め

洗毛・脱脂・除塵の工程から防縮加工へ一連の設備稼働中の作業

同行案内していただいた商社社長と専属のプロフェッショナルスタッフの方々とミッチリと

見て来ました。

ホコリまみれたと思いきや最新鋭のピカピカではありませんがシッカリと整備された設備、清掃の行き届いた工場でテキパキと作業するワーカーの動きはアッパレ

牧場で羊の毛に付着する牧草のイガイガのタネとか、様々のきょう雑物・コンタミを工場で徹底的に取り除く実態をチェック

*夾雑物/原料に混じっている種々雑多な異物のこと

*コンタミネーション(contamination)の略称で異物混入の事

今回の最大の視察目的は、これらの異物の除去と防縮・プラスワンの新技術加工の実際について知見を広める事でした。

“ファイングレード羊毛”製品のメーカーを名乗っているウールマーク認証企業としてのプライドと消費者への供給責任を

シッカリと果たせねば、の思いでした。

工場現場で

もっときれいにならないか? ジャベイソ― イソオー Je vais essayer fort

(頑張ります・・・・?)

価格も何とかならないか? ウィー ウィ (返事は良いけどほんとかな?)

丁々発止の緊迫した現場、遠くで作業のオバハンが心配そうに見てました。