台湾塑膠工業(台湾プラスチック、台湾の化学最大手)来社

6 月 13 日、当社製品の主要原料である
ポリエステルの製造メーカーの営業責任者が来社されました。

台湾のGDPの約 15~20%の売り上げを占める総合化学企業の同社から初めての来社、
これまで中国一辺倒であった客先の分散を図るための東南アジアへの積極的な営業展開と
ユーザーのニーズ掘り起しの一環としての来訪、と考えられる。

当社では一昨年から開発し特定の客先へ供給開始しているボールファイバーの特殊なスペ
ック原料も同社に大きく依存している。

http://tokyo-kasen.co.jp/tubuwata.html

思えば当社の創業間もない 30 数年前に同社を訪問した際に、
コンビナートから病院まですべての設備を備えた巨大な企業である事を
知らされ驚いたのがつい数年前の様な気がする。
(右写真、中央は当時の営業責任者 Mr.LIN さん)

当時は、同社が中国へも進出してなかったか
その途上であったのか知る由もないが
先細るばかりの日本の繊維関連メーカーの終わりの始まりの
予兆であったのか


台湾訪問
撮影時期:平成に年号が変わる以前の昭和 60 年代(1986~1989 年頃)
寝装新聞(寝装リビングタイムス)主宰の台湾ツアーに同行
そこでナンヤプラスチック(南亜台湾塑膠工業)の工場を見学した際の撮影一コマ
中央は同社営業責任者であった Mr.LIN 氏(役員まで昇格)、左奥二人目が若かりし頃の空想
爺(当時 40 歳そこそこ)、同行したツアーメンバーは当時の寝具業界の重鎮の面々
独立創業ほやほやの自分へ

WHO ARE YOU? あんた誰?
WHY ARE YOU HERE ? なんで居るんだ?

以前から面識のあったカメックス社長(当時)、綿万永井社長、
引率の新聞社河野専務(手前)以外の方々からいぶかしく思われた懐かしの場面である。
後日談では、台湾へゴルフツアーへ行きたい有志の何人かの骨折りで新聞社主催としての
俄か仕立ての旅行であったらしい、独立前の会社以来付き合いのあった新聞社のコネでこ
のツアーに参加したのが本当の話ではある。

カメックス斉藤社長(先代)が工芸品を買いあさっている時に、横から同行の加賀美常務が
“そんなに買ってはダメでしょう”と箴言らしきを言ってたのを思い出します。
この写真も撮影した新聞社の村田氏とはこのツアーで昵懇となり、台中でのホテルの一晩
の出来事が妙に艶めかしい男同士の秘め事でもある。